LeafSpyを使うとバッテリーの劣化度が調べられますが、リーフをV2Hに接続してECHONET Liteのプロパティを取得してもある程度分かります。
ということで、2020年式リーフe+のバッテリー情報をLeafSpyとECHONETで取って表にしてみました。
LeafSpyが出す残量をSOCで割った値と、ECHONETが出す0xD0プロパティの値は近い値になっています。差が200Wh前後です(1,037Whの差の時もありますが)。
また、SOHが100%の時の使用可能容量を逆算すると、平均して60.5kWhくらいになります。
以下の海外のサイトにはUsableとして59kWhと書かれていますが、それより多いですね。
Nissan Leaf e+ (2019-2022) price and specifications - EV Database
ちなみにECHONE Liteのコマンドを送受信するSSNGというiOSアプリを使ってもD0プロパティの値を拾うことが出来ます。
①SEARCH を実行
②V2Hのアドレスを選択(右側に電気自動車充放電器と表示されます)
③D0 を選択
④SEND を実行
以上でD0プロパティの値 55600 Wh が取得できました。